あなたは、2人の営業担当者から新商品のプレゼンを受けたとします。どちらの説明に、より心を惹かれるでしょうか?
Aさん:「このサービスは、業務を大幅に効率化できる、素晴らしいものです。」
Bさん:「このサービスは、導入企業の9割が平均30%のコスト削減に成功し、作業時間を1日あたり60分短縮した実績があります。」
言うまでもなく、Bさんの説明に強く惹かれたはずです。
同じ商品を説明しているにもかかわらず、なぜこれほど印象が変わるのでしょうか。その答えは「具体性」にあります。そして、この具体性を生み出すための最もシンプルで強力な武器が「数字」なのです。
私たちは、漠然とした抽象的な言葉よりも、具体的でイメージしやすい言葉を信頼する傾向があります。
Aさんの「大幅に」「素晴らしい」という言葉は、フワフワとしていて、聞き手が「本当かな?」「自分にも当てはまるのだろうか?」と疑問を抱く余地を与えてしまいます。これでは、相手の心を動かし、行動へとつなげることは困難です。
一方で、Bさんのように「9割」「30%」「60分」といった具体的な数字が示されると、聞き手の頭の中には成功のイメージが鮮明に描かれます。そこには疑いの入る隙間がなく、「信頼できる」「価値がある」という説得力が生まれるのです。
では、どうすれば自分の説明に具体性を持たせることができるのでしょうか。
難しく考える必要はありません。元のSNS投稿でも示されていた通り、説明の中に「数字」を入れることを意識するだけです。
ここで、非常に分かりやすい比較例を見てみましょう。
【数字を使わない場合】
「短期間でChatGPTのプロンプト作成を習得した方法を伝えます。」
これでも意図は伝わりますが、「短期間とは?」「どんな方法?」と、受け手は多くの情報を自分で補完しなければなりません。
【数字を使った場合】
「わずか21日間でChatGPTのプロンプト作成を習得した5つのポイントを伝えます。」
いかがでしょうか。
「21日間」という結果(期間)と、「5つのポイント」という過程(方法の数)を数字で示すだけで、情報が一気に具体的になりました。
このように、具体的な数字は受け手の「知りたい」という気持ちを刺激し、「それなら自分にもできそうだ」という期待感を抱かせる力を持っています。
このテクニックは、プレゼンやマーケティングだけでなく、日常のあらゆるコミュニケーションで活用できます。
【例1:自己PRで】
Before:「コミュニケーション能力には自信があり、チームの活性化に貢献しました。」
After:「週に1回、30分のミーティングを主催し、チーム5人の意見を引き出すことで、プロジェクトの課題を10個解決しました。」
【例2:読書感想を伝えるとき】
Before:「とても感動する本でした。」
After:「3回も泣いてしまったほど感動する本で、特に主人公が2つの試練を乗り越える場面が心に残りました。」
このように、ほんの少し数字を加えるだけで、あなたの言葉の解像度は劇的に上がり、相手に与える印象は大きく変わります。
説明や文章から抽象的な言葉をなくし、具体的な数字に置き換える。たったこれだけのことで、あなたの言葉には命が吹き込まれ、圧倒的な説得力が生まれます。
数字は、単なるデータではありません。聞き手の頭の中に鮮明なイメージを描き、信頼性を与え、行動を促すための「魔法のスパイス」なのです。
次にあなたが何かを伝えたいと思ったとき、ぜひ「数字で語れないか?」と考えてみてください。きっと、聞き手の反応が驚くほど変わることを実感できるはずです。
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